素敵を声に。

本とアイスと青色のお花と、アイドルが好きです。

大好きな君たちが描く、物語 Fab! -Live speaks.-感想

 

御伽話をコンセプトにしたアルバムが出る!そう発表された日から、いや、突如YouTubeによく知ってる彼ららしきグループの3本の動画が現れた日からかな、毎日どきどきワクワクさせてくれたFab! -Music speaks.-の世界。その世界観のすべてを表現してくれた配信コンサート、Fab! -Live speaks.-が3日間3公演に渡って開催された。

Hey!Say!JUMPとしては1年ぶりでファン待望の配信コンサートの開催、そしてこのコンサートは、開催4日前に発表された圭人の脱退と3日間の最後に、2年半ぶりに9人でパフォーマンスをすることを受け、特別な意味を持つ、時間になったと思う。

 

 

 

 

ありきたりな言葉になってしまうけど、Fab!の世界観全開のコンサートはほんとうに、ほんとうに楽しかった。JUMPと御伽話の親和性、OP映像のレベルの高さには本当に感動した!配役と衣装メイクセットすべてが完璧でみんなそのまま映画に出られるだろ!偉い人見てるか?!って、思わず興奮してしまうほど(笑)ここに関しては1人ずつ触れていくと1本ブログが書けてしまうくらい熱量高めなので、それはおいおい書けたらいいなと思います。円盤化されて映像を見返せるようになったら、改めてしっかり書こうかな。

 

大ちゃんと知念くんが演出に入って作り上げた世界は圧巻で、Fab!のコンサートは有客よりも配信で良かったとすら感じてしまうほど。puppetの映像とリンクした演出や、千夜一夜の光や炎が飛び交う演出、カモナでステージ裏に作った知念の家に入る演出とか、あげたらキリがないくらい、お客さんが入るときにはできない仕掛けをふんだんに盛り込んだ、配信でしかできない素晴らしいものだった。

 

衣装もとても素敵だったな。なにわ男子の長尾謙杜くんが配信コンサートの衣装を作った時のこだわりとして、「普段はステージから距離のあるお客さんにも分かりやすい衣装を心がけて作るけど、配信だと細かいところまで衣装を見てもらえるからキラキラを抑えて、生地や装飾など細かいところにこだわりを詰めた。」と話していたことがあったのだけど、今回のコンサートの衣装も似たこだわりを感じた。OPの過去の衣装のリメイク衣装なんかは特に、配信だったからじっくり観察して楽しめる要素だったんじゃないかな。

 

 

 

 

そして

岡本圭人くんがHey!Say!JUMPとしてステージに立つ、9人のHey!Say!JUMPが見られる最後の時間。

悲しくて寂しくて泣いちゃうんだろうなって思っていたけど、違った。眩しいほどに輝く9人の姿が幸せで、幸せでたまらなくて泣いた。

キラキラの笑顔で、「なんて素晴らしい世界なんだ」と歌いながら旅立っていった圭人。柔らかい笑顔で、激励を込めた替え歌で、背中を押した8人のメンバー。ああ、なんだ、Hey!Say!JUMP、大丈夫じゃん。私なんかが色々悩んで、心配する必要なんてなかった。別々の道を歩むことになっても、彼らはこの先も変わらず煌めき続ける。そう思うことができた最初で最後の9人で歌ったファンファーレ!は私の宝物になりました。

 

 

圭人、ありがとう!これからも圭人は圭人らしく生きてね。圭人が進む道が、幸せ溢れたものでありますように。

 

 

 

出会った時、好きになった瞬間は9人だったHey!Say!JUMPが8人になってしまうこと、寂しくないわけがない。だから、覚えていよう。寂しくて寂しくてしょうがなくなってしまった時、思い出すことができるように。9人で輝いていたその時間は私が覚えていればなくならない。思い出して、幸せだったなって、笑えばいい。8人になったHey!Say!JUMPもきっと変わらず、素敵なものいっぱい見せてくれるから、それも大切に。9人の物語は胸の奥にそっとしまって、8人の新たな物語のページをめくろう。

 

 

大好きな君たちが描く、物語。

最後まで見届けた先にどんな素晴らしい世界が待っているのだろう。笑顔と愛に溢れた、幸せな世界だといいな。

期待に胸を、膨らませて。